
先日会社で雑談を楽しんでいたところ友人のY君にこんなことを相談されました。




その時は頑張ろうとするY君を心から応援しようと思いました。
そしてY君の少しでも助けになれることはないか?とせどり関係の情報をググっていたら気になる情報が・・・
それはせどりには古物商許可申請が必要とのこと。なんじゃそら・・・
気になってめちゃくちゃ調べたので今回はせどりに取り組む際に注意すること、やるべきことを紹介していきたいと思います。
ちなみにせどり以外のおすすめな副業はスキルアップにも繋がるおすすめな副業3選[2020年版]こちらでも紹介していますので、よろしければご覧ください。
せどりで知っておいて欲しい注意点
気軽に低資金でも始められる副業ということで人気のあるせどりですが、一つ気をつけなくてはいけないことがあります。それは古物商許可証が必要ということ。
まずせどりとは商品を安く仕入れて高く販売してその利ざやで収益を得るビジネスです。
その商品を安く仕入れるという特性上、中古商品を仕入れて販売することが多くなると思います。
なぜなら新品の商品でも利ざやを稼ぐことは可能なのですが、利益率が中古の商品の方が格段に高いです。仕入れた商品を定価以上の値段で捌くことはできないので当然ですね。
この中古商品を売買する行為をする場合に古物商許可証が必要になるということです。
なぜかというと
- 申請者に古物商を扱う資格はあるのか?
- 古物を扱っている者を把握する
この理由で警察は中古品を業として扱うものに古物商許可証の取得を義務付けています。
なぜ古物商を把握する必要があるかというと
- 盗品が市場に流通するのを防ぐ
- 被害品の早期発見により窃盗その他の犯罪を防止するため
- 被害を迅速に回復するため
こちらの理由で警察は古物商を把握する必要があります。
例えば、高価な壺が盗難の被害にあったとします。そうすると売買目的の盗難ならどこかで売買された可能性がありますよね?その時に警察は古物商を調査します。調査を迅速に対応することで二次被害やその盗品が流れているルートを素早く辿るための仕組みを作るためです。
なので中古品を扱うということは、盗品を知らない間に扱ってしまう危険があるということなので、古物商許可証が必要になってくるということです。
もし新品だけでせどり活動をする!となると大まかにいうと古物商許可証は必要ないですが、中古品を扱う場合に古物商許可証を持っていないと刑罰を受ける可能性があるので、扱う商品が中古品なら必ず古物商許可証を申請しましょう。
申請費用は2万円ほどですが、ここをケチって最悪のケースになってしまったら数倍の損害が出るので必要経費と思って申請することをおすすめします。
新品せどりと中古品せどり
古物商許可証の必要性を理解したところでそれでも

と思っている人もいるかもしれません。
そこで古物商許可が必要のないせどり方法を紹介します。
それは新品だけを扱うということです。
けどどんなジャンルのせどりが新品を扱うせどりかいまいちわかりませんよね。
そこで新品せどりと中古品せどりを分けて紹介していきます。
新品せどり
新品せどりは主にこちらのジャンルになります。
- おもちゃせどり(ホビーせどり)
- 日用品せどり
- 家電せどり(新品限定)
おもちゃせどり(ホビーせどり)
おもちゃせどりは主に家電量販店や、トイザらス、ショッピングセンターで仕入れをします。
新品の商品のセールなどを狙って仕入れ。在庫を抱えるのが怖いせどりですが、おもちゃは意外と売れます。なぜならおもちゃは大体親が子供に買い与える物ですよね。なので愛する我が子にピカピカの新品をプレゼントしたいという購買意欲があるからです。
新品の商品を仕入れるので資金は多少必要になります。
日用品せどり
日用品せどりはその名の通り、日用品を安い時に仕入れて売るジャンルです。仕入れ先は各所に点在するショッピングモールなどなので仕入れ先に困ることはないでしょう。
日用品というと石鹸とかシャンプーをイメージする人も多いと思いますが、この細かい商品だと正直利益はあげ辛いです。そこではなくて、鍋とかフライパンとかのセール品を狙う方が利益は出やすい可能性があります。
こちらも新品商品を仕入れるので資金は多少必要。
家電せどり(新品限定)
家電せどりは主に家電量販店などで商品を仕入れます。
上記二つに比べると一番利益は出やすいジャンルです。
しかし家電ですので
- 重量がある
- かさばるので置き場所に困る
- 商品自体が高いので失敗すると大損
こんなデメリットもあります。ハイリスクハイリターンのジャンルですね。
ハイリターンのジャンルということで、資金力がある人じゃないと資金切れを起こす可能性があります。
このデメリットを対策できる人なら家電せどりはオススメです。
中古せどり
中古せどりのジャンルはこれがあります
- 古本せどり
- メディアせどり
- カードせどり
先にも記述したように中古品を扱う場合は古物商許可証が必要になるので注意しましょう。
古本せどり
古本せどりはせどりという業が始まった時に最初に流行ったジャンルです。
せどりというと古本をイメージする人も多いのではないでしょうか?
長く使われているせどり方法ということもあり競合も多く、この道のプロも多いので初心者が入る隙間は意外と狭いです。
主な仕入れ先はブックオフなどの古本屋です。レアな本などの知識が必要でお宝を見つけられれば利益率は高いです。
メディアせどり
メディアせどりは主にCDやDVDなどを扱います。
商品が安価なので資金が少なくても始められること、商品が小さいので在庫管理がしやすいことなどから初心者が最初に取り組むのはメディアせどりがいいかなと思います。
競合も意外と少ないので、プレミア品に巡り合えることもあります。
仕入れ先はブックオフや、ゲオ、TSUTAYAなど中古CDやDVDを扱っている店舗ならどこでもいけます。
カードせどり
カードせどりはトレーディングカード(遊戯王やデュエマなど)のせどりをするジャンルです。
仕入れ値はカードという性質上高くはないのですが、豊富な知識と広い範囲のカードの種類を覚えなくてはいけないので、カードに全く興味のない人には向かないかもしれません。
せどりとはまた違うかもしれませんが、もし昔使っていたカードなんかが眠っていたら価格を調べて売ってみるなどすればなんとなくの感覚はわかるかもしれません。
商品を仕入れてから使う販路
いざ商品を仕入れてせどりをしようと思っても販路がわからない!という方もいると思います。
そんな方のために代表的な販路も紹介しておきますね。
主な販路はこちらになります。
- FBA(フルフィルメント・バイ・アマゾン)
- ヤフーオークション
- メルカリ
FBA(フルフィルメント・バイ・アマゾン)
こちらはAmazonが商品の梱包、発送、代金回収などを代行してくれるサービスです。
超大手のAmazonということもあり、サイトアクセス数も多いため自分の仕入れた商品が売れやすい、在庫の管理をAmazonに任せられるという点で多くのせどらーが利用していると思います。
FBAデメリット
Amazonも当然このサービスを無料で行っているわけではないので、手数料が諸々かかります。
- 保管手数料
- 出品手数料
- 発送料
などが必要になってくるので、もしFBAを利用する際はこの手数料も加味して商品を仕入れないといけません。保管手数料は商品の大きさによって変動します。
ヤフーオークション
ヤフーオークションの特徴は、その名の通りオークション形式なので人気な商品ならサクサク入札が入り、想定よりいい利益が上がることも多い販路です。
猛者なら月100万ほどヤフーオークションだけで利益を得ている人もいます。
ヤフーオークションのデメリット
ヤフーオークションのデメリットとしてはオークション形式なので中古品がメイン商品として回っています。
なので新品商品はあまり環境に合わないため、利益が取りづらいです。
FBAで売れ残ってしまった商品をヤフーオークションに流して損切りをする手段としては、ヤフーオークションは有能だと思います。
メルカリ
メルカリは自宅の不用品をすぐに出品でき、オークション形式ではないので、即金性が高いことが強みです。全国で4000万ダウンロードの実績があり、誰でも簡単にフリーマーケットに参加をすることができるので出品すると多くの人に見られることもメリットです。
手軽さでいえばメルカリがダントツです。
メルカリのデメリット
メルカリはフリーマーケット方式なので、個人間で値引き交渉が多いのが特徴です。
その交渉が面倒になって売ってしまったら利益が全然残らない・・・となることも少なくないです。
上手に運用すれば毎月のお小遣い程度には稼げるかもしれませんが、めちゃくちゃ稼ぎたいよ!という人には効率が悪いかもしれません。楽しくやりたい人にはメルカリはオススメですよ^^
せどりをする際に便利なツール
利益の見込める商品を初心者が見つけるのは大変ですよね。
ですが今の世の中には便利なツールが溢れています。
補足的ではありますが、そちらも紹介しておきます
-
Amazon Seller
-
Amacode – セラー専用リサーチツール
- プライスター
こちらはアプリ自体もシンプルでわかりやすいのでいいんじゃないかなと思います。
まとめ
せどりは手軽に見えて意外と注意点が多いビジネスだなと思いました。
ですが初心者が取り組みやすいビジネスであることには違いないので、注意点をきちんと理解して取り組むにはやはりせどりはおすすめだなと思いました。
友人のY君にもこの情報を提供しようと思います😌ありがとうございました😌
コメント