
毎月そんな贅沢をしているわけじゃないのにお金が貯まらない
節約して将来に備えて貯金を増やしたいけど上手く継続できない
こんな悩みって多いと思います。節約って簡単そうで結構難しいですよね。
切り詰めて節約するとそれがストレスになって散財する原因になるし、何より継続して節約をする意識を保つのがとてもハードよね。
そこで今回は最初は面倒だけど、一度セットしてしまえば効果が持続してその上効果が大きい固定費の節約方法を紹介します。
この方法は誰でもできることなので、ぜひトライしてみてくださいね。目次はこちらになります。
変動費と固定費は切り離して考えた方がいい話
家計の支出項目は、「変動費」と「固定費」に大きく分けられます。
「変動費」は、食費・日用品費・被服費など、毎月支出する額が変動する項目です。
変動費を節約しようとすると効果はありますが、固定費の節約に比べると効果は小さいです。それに変動費を節約しようとするとどうしても生活水準を下げる形になってしまいます。それはストレスが大きくて挫折してしまいがちです。
もう一方の「固定費」は、住居費・光熱費・保険料など、毎月支払うことが決まっている項目をさします。
固定費の節約のメリットはその節約効果の高さにあります。しかも一度見直しをすれば効果が持続するので、それもおすすめする理由のひとつになります。
変動費で3000円節約するのはとても大変ですが、固定費で3000円節約するのは一瞬です。
まずは固定費の節約に取り組んで、変動費の節約に着手することをおすすめします。不思議なことに固定費で節約すると思ったより支出が減っているのを感じるからなのか、この順番で着手すると変動費の節約も頑張ろうと思うので苦じゃなくなります。
住居費の節約
まず住居費の節約です。
固定費のなかでも多くの割合を占めるのが住居費です。
入居している物件の家賃は、契約更新のタイミングで大家さんなどに交渉するのがおすすめです。交渉材料としては
- 周辺と類似の物件よりも家賃が高い
- 共用スペースが劣化してきた
- 近くに高いビルが建設されてしまい日照条件が悪くなった
など入居した時にはなかった悪条件があると交渉がスムーズに通ることがあります。大家さんも空き部屋は避けたいので、了承してくれるかもしれません。
但し無理な交渉はただの厄介な居住者だと思われるのでやめましょう。
また、これからひとり暮らしを始めようとしてる人や引越しを検討している方は、悪条件の物件を探すのがおすすめです。
悪条件の物件を例でいうと急行の止まらない駅、駅から徒歩10分以上かかる、和室の部屋があるなどがそうですね。この条件が入っている物件は家賃が低い傾向があります。
その中で自分がどうしても譲れない条件にフォーカスして物件選びをすると満足度の高い物件選びをすることができます。
光熱費の節約
水道料金と違い電気代とガス代は、自由化になりましたのでどちらも会社・プランの見直しができます。一時期話題になりましたが、面倒で手を付けていない方も多いのではないでしょうか?
面倒そうに感じますが、電力会社とガス会社の切り替えは、インターネットで申し込みをするだけです。どちらも解約手続きは切り替え先の電力会社、ガス会社が行うため、申し込むだけで簡単に切り替えができます。
楽天を会員登録してる方は、楽天電気がおすすめです。ポイントでも電気料金が支払えるのは便利ですね。
色々な会社が電気、ガス事業をしているので、比較して切り替えるといいでしょう。
通信量の節約
大手3キャリア(docomo、au、softbank)のいずれかと契約中なら、格安SIMの利用に切り替えるだけで通信費の節約になります。
大手3キャリアは約8000円の月額利用料に対し、格安SIMは月額平均2700円と5000円近くの差があります。
よく格安SIMは通信が遅いとか混雑時の電波が弱いと言われますが、大手キャリア傘下のキャリアならほぼ問題なく使えます。(UQモバイルやワイモバイル、BIGLOBEなど)
理由は大手3キャリアの太い回線を使っているからです。初心者の方は大手傘下のキャリアでSIMフリー契約するのがいいかなと思います。
私自身UQモバイルに切り替えて使っていますが、通信面でストレスを感じたことはありません。メリットしかないんじゃないかなと思うくらいなので携帯をSIMフリーにするのは大変おすすめです。
切り替えの仕方はインターネットでもできますし、家電量販店でも受け付けているのでよくわからない人は家電量販店で切り替えれば楽ですね。
保険料の節約
最後に保険料の節約です。
保険料の見直しというのは現在無駄な保険に入っていないかを見直すことになります。
『保険はお守りだから』『保険会社の人と長い付き合いがある』と色々な理由があるのもわかりますが、必要でない保険に入って本来備えるべき「貯金」ができなくなるのは本末転倒です。
もし保険料が手取り収入に対して3%の割合を超えているなら見直しをした方がよいでしょう。
基本的に保険で必要になるのは
- 火災保険
- 対人対物の損害保険
- 掛け捨ての死亡保険
この3つになります。その理由はトラブルが起きた際の損失が取り返しがつかないくらい大きい(数千万~数億円)からです。逆にこれ以外はもしなったとしても、貯蓄と社会保険で対応できるケースが多いです。
基本的に保険の構造は『みんなでお金を出し合って自分か他の人が病気になってしまった場合にそのお金で対応する』ことになっています。
つまり高い確率で病気になるものには保険料は高く、確率の低いものの保険料は安くなります。
病気になる確率の高いものに備えて保険に入りすぎると貯金に回すお金がなくなりますので、そういった病気には貯蓄で対応するのが得策です。(ほとんどの病気は社会保険で対応できます)
あとひとつ気をつけて欲しいのは貯蓄型の生命保険には入らないことです。保険もできて積立ができるなんて便利と思うかもしれませんが、貯蓄方生命保険は
- 保険料が高い
- 補償額が少ない
のが特徴です。死亡した時の大損失に備えて入る保険なので補償額が少ないのは意味がないですし、無駄な手数料がかかるので割高です。
手数料を払うなら自分で貯蓄しましょう。なので生命保険は掛け捨てで安く入るが一択です。
保険貧乏にならないように気をつけましょう。
まとめ
今回4つの固定費の見直しについて紹介させていただきました。
この4つはやれば効果も大きい節約ですので、休みの一日を使ってでも全て見直すといいと思います。
人によりますが、月数万円浮くこともありますので是非トライしてみてくださいね。
ありがとうございました😌
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